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12月6日開催!2024年現役ドラフトについてわかりやすく解説

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2024年現役ドラフトについて

「現役ドラフトって何?」

そんな疑問を多くいただいたので、本日は現役ドラフトについてどこよりもわかりやすい解説を実施します。

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2024年現役ドラフトはいつ開催されるの?

2024年の現役ドラフトは12月6日(金)に開催されることが予想されています。

指名結果はいつ公開?

指名結果については、当日中(12月6日)に12球団分をまとめて発表する予定。2023年は当日(12月6日)午後16時頃に公開されました。しかし、球団が(指名された)選手と連絡が取れた後じゃないと発表できないため、発表が遅れる可能性はあります。

現役ドラフトの移籍要求を選手が拒否した場合は?

現役ドラフトでの移籍を拒否した場合、選手は任意引退で退団となる。

これまでの現役ドラフトの傾向は?

これまでの現役ドラフト(2022年,2023年)を知ることで、2024年の現役ドラフトの傾向に気が付くことができます。

  1. 現役ドラフトの対象者の年齢は?
    移籍時の平均年齢は26歳です。入団して数年経過し、燻っている選手が移籍する傾向にあります。
  2. 現役ドラフトの対象者の年俸は?
    移籍対象選手の平均年俸は1420万円ですが、移籍する半分の選手が1000万円を下回っています。やはりレギュラークラスの選手が移籍することはなさそうです。
  3. 現役ドラフトの対象者のポジションは?
    指名の大半を占めるのが投手でした。チーム編成上、簡単に融通の利かない捕手は今まで移籍の実績がありません

年齢傾向は?


移籍時の平均年齢は26歳です。

年俸傾向は?


移籍対象選手の平均年俸は1420万円です。移籍する半分の選手が1000万円を下回っています。

ポジション傾向は?


指名の大半を占めるのが投手でした。チーム編成上、簡単に融通の利かない捕手は今まで移籍の実績がありません。

これまでの移籍選手

移籍年 選手名 ポジション 年俸(万円) 年齢(移籍時)
2023 馬場皐輔 投手 3500 28
2023 佐々木千隼 投手 3000 29
2023 愛斗 外野手 2900 26
2023 梅野雄吾 投手 2800 24
2022 陽川尚将 内野手 2050 31
2022 大竹耕太郎 投手 2000 27
2022 戸根千明 投手 1800 30
2023 北村拓己 内野手 1700 28
2023 漆原大晟 投手 1450 27
2023 鈴木博志 投手 1250 26
2022 渡辺大樹 外野手 1200 25
2022 細川成也 外野手 1040 24
2022 笠原祥太郎 投手 1000 27
2023 中村祐太 投手 1000 28
2022 オコエ瑠偉 外野手 950 25
2022 大下誠一郎 内野手 900 25
2023 桜井周斗 投手 790 24
2023 長谷川威展 投手 770 24
2022 松岡洸希 投手 750 22
2022 正随優弥 外野手 750 26
2023 内間拓馬 投手 700 25
2022 成田翔 投手 670 24
2023 水谷瞬 外野手 560 22
2022 古川侑利 投手 550 27

現役ドラフトのルール・仕組みは?

現役ドラフトのルールは以下の通りです。 指名対象として各球団2名の支配下登録選手の名簿を提出 各球団最低1名の選手を指名 リストアップ対象外の基準あり 事前選挙システムが導入

2023年追加ルール

2023年の現役ドラフトでは2022年に対して、以下のルールが追加になります。

1名に限り参稼報酬の金額が5000万円以上1億円未満の選手を対象選手とすることができるが、一方で、移籍活性化へ規程を微修正。5000万円以上1億円未満の選手を対象としてリストアップした球団は、5000万円未満の選手を追加し、3名以上の対象選手をリストアップしなければいけないことも追記

2024年現役ドラフト追加ルールの意図は?

NPB・保科法規室長は対象選手を増やした理由について以下のように説明しています。

ひとりでも多い方が、趣旨に叶う移籍の活性化を図るためです。少しでも現役ドラフト制度を活性化するためです」と説明。年俸の低い選手が対象となる可能性を増やしたことに、「選択肢を増やす方法に変更したということです

指名対象として各球団2名の支配下登録選手の名簿を提出

各球団で支配下登録選手の中から最低2名の選手の名簿を提出します。そのため、球団が作成した名簿以外の選手からは指名されることはありません。

各球団最低1名を指名する

各球団が最低でも1名の選手を指名しないといけません。最低でも12名の選手の移動が考えられます。必然的に選手の移動を促すことが狙いです

リストアップ対象外の基準あり

現役ドラフトのリストアップ対象外になる選手は以下の通り

※あくまで新聞各社の予想(NPBが公式ルールとして発表していない)

事前選挙システムについて

現役ドラフトでは“事前選挙システム”がとられるといわれている。“事前選挙システム”についてはこちらで紹介します。

現役ドラフトの流れ やり方

事前選挙システムについてのまとめ

  1. 現役ドラフトの対象選手が多い球団ほど指名優先度が高くなる
  2. 対象選手がレギュラー格に近いほど指名優先度が高くなる
  3. 従来のドラフト制度とは違い運要素はほとんどない

現役ドラフトのよくある質問

現役ドラフトについて、皆さんからいただいた質問に対して回答します。

現役ドラフトで指名された場合拒否できるの?

現役ドラフトの拒否権は事実上ない。現役ドラフトでの移籍を拒否して所属球団に残留を受け入れなかった場合は任意引退して退団することになる。

自由契約でなく、任意引退で退団となる点が紛らわしいです。

現役ドラフトのリストアップした通知は選手にするの?

現役ドラフトの通知義務は球団にはない。事前に通知しても問題ないため、球団に選択が委ねられる。

現役ドラフトのリストアップする選手は、他球団へメディカルチェックを通す必要があるため、怪我の状況を選手に確認する際に、選手が察する可能性は高い。

現役ドラフトの対象選手が怪我をしているわけにはいかない。そのため事前にメディカルチェックをする必要がある。

現役ドラフトの目的

現役ドラフトの目的は、新たな環境でチャンスを与えること中堅選手やレギュラー争いに敗れた選手に活躍の場所が与えられることである。MLBの「ルール5ドラフト」を参考にルールが作成

ルール5ドラフトとは

ルール5ドラフトとは「飼い殺し」状態の選手を救済する仕組み

  1. MLBで毎年12月に実施
  2. チーム事情によりメジャーリーグに昇格できない選手の救済措置
  3. メジャーリーグ40人枠に登録されていない選手が対象

ルール5ドラフトのルール<開催概要>

  1. 毎年12月に実施される
  2. 指名したチームは元チームに約1,000万円を支払う
  3. 指名したチームは、指名した選手を翌シーズン全期間、25人枠に登録する必要がある。
  4. 25人枠から外す場合、指名した選手を元チームに返還する必要がある。

ルール5ドラフトのルール<指名対象選手>

  1. メジャーの40人枠に登録されていない選手(=マイナー契約選手)のみ指名が可能
  2. 18歳以下で入団した選手で、在籍年数5年未満の選手は指名不可
  3. 19歳以上で入団した選手で、在籍年数4年未満の選手は指名不可

しかしMLBとNPBではリーグの規模が違いますので、ルール5ドラフトをそのまま適応することは難しいでしょう。そのためNPBにあわせ、新たに考案されたのが現役ドラフトです。

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